私事ですが、勉強会の合間を縫って参加していたサッカーチーム「Liebe」が初の総合優勝を果たしたため、以下にゲームレポートを載せます。HPもありますので宜しければご覧下さい。
http://www.oct-net.ne.jp/~liebe-8/
2008年12月21日(日)
VS FCトリコロール
前半 1-0
後半 0-1
延前 0-0
延後 1-1
計 2-2
PK (4-3)
FW:古長・神田
MF:斎藤・平井・吉賀・杉山
DF:黒田・加藤・安部大・溝辺
GK:吉田
交代:加藤⇒小野崎、黒田⇒大津留
先週の準決勝蹴虫戦から中1週間。いよいよ夢の舞台1部総合優勝決定戦!
対するは大分大学のFCトリコロール。『若さ』と『巧さ』を備えた強豪との対戦となった。
またこの試合、準決勝での退場により重松がベンチ入りさえ出来ない状況。
更には前日までの晴天が嘘のような豪雨が早朝より降り続き、かなりスリッピーな足場となっていた。
だが嬉しいニュースも!リーグ戦の最終節で引退する予定だった神田が
急遽出場可能となり、この大舞台で1部を引退する溝辺と共にラストゲームを迎えることとなった!
それら普段とは違う状況にあって不安な気持ちを抱えているはずなのに、
昨年の市長杯決勝の経験があったためか
みな一様に落ち着いた様子を見せており、大舞台を前に頼もしさを感じた。
試合は、双方共に早い展開を見せる激しい攻防となった。
前半3分、左サイドを駆け上がった黒田が倒されFKを得る。
これを気合の現われか…オールバックで固めた吉賀。そのFKは壁に弾かれてしまう。
その後の5分、今度は相手のFKとなり、シュートまで持ち込まれるがこれは枠外。
8分Liebe、吉賀のコーナーはゴール前の混戦から弾かれるも、落ちた所に斎藤!
アウトに掛けての巧い選択のシュートだったがミートせず、大きくループしキーパの胸元へ。
その後の12分、リーグ最終節FCリアル戦を思わせるゴール左前での加藤のFK!
これも見事な弾道を描き進んで行くも僅かにバーの上!
15分にも大きくサイドを変える良いボールが神田から吉賀へ出されるが、これは相手にカットされる。
確かに流れはLiebeに来ていたが、相手は巧く中々ゴールを割ることができない。
そうするうちに流れは変わり、トリコロールの猛攻が始まる。
16分には相手FWとLiebe守護神・吉田の1対1に持ち込まれるも、俊足黒田がフォローしクリア!
18分、相手の早いドリブルに、ギリギリのところで溝辺の鋭いスライディングを決めこれをしのぐ。
20分にはゴール前の混乱から、相手の強烈なシュート!さすがの吉田も反応できず『やられた!』
という状況だったが、ここに準決勝でも身を盾にした大悟のヌリカベディフェンス!
24分にも相手にDFの裏を突かれ吉田と1対1!これにも必死に溝辺が喰らい付いてカット!
25分には、またシュートまで行かれてしまうがこれは吉田正面!
がっちりキャッチし危険な状況を守り通した。
そして前半の29分!右サイドを駆け上った黒田が一旦ボールを下げると、そこに杉山!
その杉山から前線へ、ダイレクトでボールが供給され、これを古長が受け、中で待つ神田へ!
これを神田、滑り込んみながら左足でシュート!
自らの引退に花を添える見事な先制ゴールだった!
このまま前半は逃げ切り、後半へ。
その後半、僅か1点差で難なく逃げ切れる相手だなどとは考えてもいないので
開始早々から積極的に追加点を狙いに動く。
中央で合いはしなかったが、速攻から吉賀の鋭いクロス。
また後半2分頃には相手ボールを斎藤がカット!
そのまま相手ゴールへドリブルしシュートも、これはキーパー正面。
このまま攻勢を続けたいところではあったが、ここからトリコロールの素早いカウンター!
ゴール隅を突いた良いシュートだったが、ギリギリのところで吉田がこれを弾き難を逃れた。
その後のコーナーではキャプテン吉賀が気合のカットを見せるなどチームをリードしていく。
どちらも懸命になって戦うなか、後半11分には平井、13分杉山、15分吉賀、17分再び平井…
と、次々にファウルを受けた。そのうち、吉賀を倒したということで22番にはイエローカードも出た。
頂点を目指して戦う試合、相手に残された時間は刻一刻と減ってゆき、当然のパワープレーだった。
しかしLiebeもこれに怯むことなく反撃!
18分、神田からのクロスに合わせ平井がダイブするも、惜しくもポストの外へ。
19分、斎藤がもらったファウルか溝辺がFK!ドンピシャのボールに古長が滑り込むも
これもまたバーを越え…どうしても欲しい追加点が中々入らない。
そんな中に悲劇は起こる…。
25分、相手選手がゴール前にクロスを入れた際、低い弾道のボールを頭で弾こうとした溝辺。
そこに胸トラップしようと入った相手選手が交差して倒れ…これがなんとPKの判定!
準決勝と同じレフリーに、またしても泣かされる展開となる…。
どうしても守りたい時間帯での痛恨の失点となった。
更にここで、DFの要・加藤が足に異常を来たし、交代せざるを得ない状況になる。
ここで加藤をアウトさせユーティリティープレーヤー小野崎を前線に投入。
神田をMFに→平井をボランチに→吉賀をセンターバックに変更する。
相手チームの若さを考えると、どうしても延長は避けたかったので追加点を狙った。
また交代で入り、体力のある小野崎は積極的な攻撃、献身的なDFに動き
すぐさまチームに溶け込み、古長と共に攻守に動く。
しかし互いに追加点を挙げることはできず、前後半10分づつの延長戦へ突入。
ここで選手達からセンターバックは杉山の方が良いと教えられ、確かに!と気付く。
経験が浅く、大舞台にも弱いせいか…そもそも記憶が弱いのか
この前まで杉山がDFだったことを完全に失念していた。
そしてまたここで、頻繁にオーバーラップし積極的に攻撃参加していた黒田の足が限界を迎える。
交代の手続きをする間なんとか延長3分まで我慢してもらい交代。
小野崎を黒田の所に下げ、前に大津留を投入。
交代して出場した選手の力量には全く不安は無かったが
1試合で2度もDF選手を入れ替えることなど滅多にないため、不安だった。
そう思った矢先DFの隙を突いて相手の強烈なシュートがゴールを捉える!
これをギリギリのタイミングで吉田、辛うじて指先に当てコースを変え…コーナーへ。
このコーナーも全員で必死に耐えてしのぐも劣勢は続く。
延長前半8分、ゴール前で吉田と相手選手が1対1になり、相手がシュートモーションに入る!
その瞬間に戻った小野崎が身を挺したスライディング!ゴールを守る。
ここで弾かれたボールを、この時間運度量で勝るトリコロールに取られクロスが入る…
逆サイドのドフリーの選手へと送られたこのボールに、冷や汗をかいたが
相手選手の疲労も大きかったらしくギリギリのとこでボールに反応しきれず見逃し。胸を撫でる。
延長後半。開始早々の相手速攻で中央を突破されてしまうが、
そのあだ名に似合わず懸命に戻った腹黒兄弟『大悟』と『杉』のサンドでこれを防ぐ。
延長後半2分、中盤でのボール支配率でも完全に劣勢に立たされている状況下で
ボールを持った選手へのチェックが遅れミドルを撃たれるも、吉田ががっちりキャッチ!
しかし3分、似たような状況からの相手ミドルは、横っ飛びする吉田触れるもポストを直撃!
これが不幸にもゴール内に落ちてしまい1-2。
延長後半という最も辛い時間帯での、最悪の失点。
既に体力の限界を迎えている選手ばかり。ここで諦めてもおかしくはなかった。
だが、誰1人として諦めていなかった。
最終ラインを杉山に託して、全員が攻め上がる!
リスタートから果敢に攻め、斎藤がシュートを放つもこれは枠外。
またその後、吉賀がグラウンダーで蹴ったコーナーに古長が反応し、
滑り込んでスライディングシュート!しかしこれはバーを越えていく。
良い所まで行ってもゴールが割れない…。ベンチの誰もが本当に祈る思いで見ていた。
6分、滅多に見ない大悟のオーバーラップからゴール前にクロスが入る!
そこに平井が飛び込むが僅かに合わず、緊張で呼吸を忘れていたベンチからため息が漏れる。
流れたボールを神田が抑え再びクロス!これに小野崎が走り込むが相手も必死!
ファウル覚悟で強烈なスライディングが入り、弾き出されたボールはコーナーへ。
これを吉賀がゴール前へ蹴り込むも相手選手に弾き出され万事休す!
しかも相手選手が足を攣り倒れ込むなど、時間は無常に過ぎて行く。
こんな絶体絶命の状況下にあって、ピッチ上は尚も諦めていなかった!!
延長後半8分…右サイド溝辺のスローインを受けた古長。
詰めてくる相手選手を背中に背負い、ポストの仕事を果たす…
これを受けて斎藤がゴール前へクロスを上げる!
これに相手選手3人の激しいチェックを受けながらも、意地の大津留が決死のダイブ!
ボールに喰らい付いて行った!そして大津留のヘッドにより打たれたボールは
ゴールキーパーの左手を避けるように大きくカーブ…ゆっくりとゴールへ吸い込まれた。
誰しもが祈りながらも、叶う可能性は限りなく低く感じた、奇跡の同点!!
この後、リスタートからの相手カウンターをDF陣が必死に身を投げて防ぎきり…
前後半35分ハーフ(決勝のみ)、延長10分の計90分という試合時間が終了。
PK戦へと突入した。
先攻はトリコロール。1人目のシュートはゴール。
後攻のLiebe1人目は吉賀!キャプテンの意地を見せゴール。1対1。
トリコロール2人目は、気合が入りすぎたのかバーを越えて行きノーゴール。
対しいてLiebeは、平井のエロ巧いフェイクでゴール。2対1とする。
3人目はトリコ…Liebeの大悟共に決め3対2。
トリコロール4人目…ここで準決勝に続き吉田が強さを見せ弾く!
ここで4人目斎藤、ドMには絶好の舞台で楽しかったはずだが
ここでのシュートに相手キーパーも反応!膝に当て弾かれてしまい、依然3対2。
そして5人目。トリコロールにきっちり決められてしまうもLiebe後攻の3対3。
Liebe5人目大津留が決めれば、勝利が決まる!
最も緊張する場面だったのではないだろうか…
あんな大舞台、しかも勝敗を決する最後のキッカー!
しかし、吉賀は延長の同点弾から、大津留を選んだのだと思う。
どう考えても、今日の大津留はリアル戦の大津留とは違い、笑い以外の何かを持っていた!
運命の一瞬…
ここで大津留!落ち着いてキッチリと決めPK戦4対3!!
創部から10年、遂に市リーグ初優勝!
1番というものに縁遠い部員が集まっていたLiebeに、最高の瞬間が訪れた!
皆が味わって来た苦しみを凝縮したような試合だった。
もちろん来年からはまた…更に厳しい戦いになることが予想される。
しかし、この数日だけはひたすらこの喜びを享受したい。
私はこの日の出来事を決して忘れない。